レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1のW13の“極端”な最新デザインについて「まったく心配していない」と強調した。F1バーレーンテスト初日の朝、メルセデスF1のアップデート版のW13にサイドポッドがないことが話題となった。F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンはそれが新しいF1レギュレーションの「非常に極端な解釈」と説明し、今後の論争を予想している。
“ゼロポッド”“サイドポッドレス”と様々なニックネームで語られるメルセデス W13のボディワークは、ラップあたり最大で1秒のタイムゲインを生み出す可能性があるとされ、すでにレッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーはW13のこのデザインについて「合法ではない部分がある」と口を滑らせてチームはそれを“非公式”な発言だと訂正する騒ぎになっている。しかし、クリスチャン・ホーナーとは異なり、マックス・フェルスタッペンはライバルのF1マシンの正当性などについて話し合う気はないとし、自分に直接影響を与えるものだけに焦点を当てるという通常の方針に固執した。メルセデス W13が何を達成できるか心配しているかと質問されあ現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは「いいや、心配はしていない。僕たちは自分自身に集中するだけだ」と記者会見でコメント。「これは去年も何度も言ってきたことだし、車の見た目は少し違っているとしても、今年も僕たちはそれをやらなきゃいけない」「僕たちが学ぶ必要のある未知のことがたくさんあるし、僕はまったく心配していない」マックス・フェルスタッペンの記者会見は、テストの初日における彼の唯一の公式のコミットメントだった。初日はチームメイトであるセルジオ・ペレスが、一日を通してレッドブル RB18のハンドルをステアリングを握った。各ドライバーはバーレーン・インターナショナル・サーキットでのテストに割り当てられた3日のうち1日半に制限されており、マックス・フェルスタッペンは金曜日に終日RB18を走らせる予定となっている。マックス・フェルスタッペンは、完全なペースではなく、走行時間が「優先事項」であると主張する。レッドブルがバーレーンのテストから何を奪うことを望んでいるのかを尋ねられた24歳の女性は、次のように述べています。「車に何が必要かを理解し、セットアップの面で車のさまざまなことを試してみることが最優先事項だと思っている。他のトラックでも、問題がある場合は、どのような方向に進む必要があるかをね。実際にはそこが重要だ」