レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは、同世代のF1ドライバーがルイス・ハミルトンとのバトルに参加することを望んでいる。マックス・フェルスタッペンは、FIAの決定による物議はあったものの、2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得。2016年のニコ・ロズベルグ以来、ルイス・ハミルトンからタイトルを奪った。
マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、2021年シーズンを通してライバルを圧倒しており、ランキング3位のメルセデスのバルテリ・ボッタスとチームメイトのルイス・ハミルトンの間には161.5ポイントの差がついた。F1アブダビGP後に沈黙を保っているルイス・ハミルトンが電撃的なF1引退を発表しない限り、2022年のドライバーズタイトルも再び二人の間で争われる可能性がある。マックス・フェルスタッペンにとっては、そのシナリオでも問題はないだろうが、F1の頂点を目指している他のドライバーがステップアップし、彼らが実力を示し始めるのを見たいと考えている。2022年に導入される新しいレギュレーションによって、複数のチームがレースに勝てるマシンを作ることができれば、マクラーレンのランド・ノリスやフェラーリF1のシャルル・ルクレールやカルロス・サインツといったドライバーが勝利をかけたバトルに絡んで切る機会を提供することになる。「ルイスは現在36歳なので、彼にはあと数年あるかもしれない。できれば、その後数年は僕のためのものになることを願っている」とマックス・フェルスタッペンはBBCのシーズンレビューで語った。「もちろん、彼がもう少し長くスポーツにとどまり、僕たちがそれらの戦いをもっとできるようになることを願っている」「でも、他の若いドライバーたちにも期待している。新しいルールによって、より多くのチームがもっと競争力を持つようになることを願っている。僕たち全員が彼と戦うこともできることをね。彼は7回のF1ワールドチャンピオンであり、特に今年彼と対戦することができて光栄だった」マックス・フェルスタッペンは、必ずしもシーズンを通してレッドブル・ホンダがメルセデスよりも優れていたわけではないと考えており、自動的にルイス・ハミルトンのタイトル奪還を助けるためにメルセデスが2022年にさらに一生懸命に働くという見方には同意しない。マックス・フェルスタッペンは、それはそもそもメルセデスが十分に一生懸命に働いていなかったことを意味すると考えており、実際にそうだったとは考えていないと語る。レッドブルが“負傷した動物”のようになるかどうかを質問されたマックス・フェルスタッペンは「負傷した雄牛(ブル)でもまだ非常に強い! でも、幸運なことに、僕は負傷していない」とコメント。「僕はそのような働き方はしない。なぜなら、全般的に間違った態度だからだ。それがより一生懸命に働かせるなら、それまで十分に一生懸命に働いていないことになる。僕たちはチームとして、常に一生懸命働いていると思う。勝ち負けに関わらずね」「彼ら(メルセデス)がどのように仕事をしているかは分からない。少なくとも僕の経験から、負けてもそれがよりハードに仕事をさせることはない。勝っても負けてもすでに同じように一生懸命に仕事をしているからね」
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