レッドブル・ホンダのF1ドライバーのマックス・フェルスタッペンは、F1オランダGP復活のために改修工事を受けたザントフォールトに昔ながらの特徴が残っていることをうれしく思っていると語る。ザントフォールトは、5月3日のF1オランダGP開催にむけて大規模なアップグレードを完了させていたが、新型コロナウイルスの流行により、残念ながら、レースの延期を余儀なくされた。
トラックレイアウトの改修は2月の終わりに完了し、マックス・フェルスタッペンは、3月の初めに2012年仕様のレッドブル RB8でデモ走行を実施。追い越しを支援し、ドライバーが複数のラインを取ることができるように設計されたターン3とターン14で新しいバンクコーナーを試した。「ターン3と最終コーナーを抜けるときはかなり印象的だと思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。「本当に素晴らしく見える。彼らはトラックを刷新するのに本当に良い仕事をした。V8のマシンで運転するのはとても楽しかったし、今のマシンで運転すれば、さらに楽しいと思う」F1オランダGPで使用されるザントフォールトのレイアウトは、タイトでツイスティなままあり、オーバーテイクの機会はほとんどない。しかし、マックス・フェルスタッペンはこれについては何も問題はないと考えており、トラックの古き良きの感触が維持されおり、どんなミスも代償になるだろうと語る。「モナコや鈴鹿に行ったときも同じだ。とてもオールドスクールで、あまり広くはない」とマックス・フェルスタッペンは語る。「それが問題だとは思わない。実際にそういうのはとても好きだ。どこにでもターマックがあるよりはマシだ。ミスを犯したとき膨らんでしなうだけだからね」「オーバーテイクができるかどうかは僕たち少し依存していると思う」