マックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGP初日のフリー走行でのレッドブル・ホンダのペースをエンジン交換によるグリッドペナルティによって“ほろ苦い”だとは感じていないと語る。ホンダは、F1ロシアGPで全4台に新品のスペック4エンジンを投入。マックス・フェルスタッペンを含めた3名は5グリッド降格、他のコンポーネントも交換したダニール・クビアトは後方スタートが決定している。
マックス・フェルスタッペンは、金曜日のフリープラクティスでフェラーリのシャルル・ルクレールに0.335秒差をつける1分33秒162をマークしてトップタイムでセッションを終えた。グリッド降格を考えれば、レッドブル・ホンダのペースをほろ苦いと感じているのではないかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「まったくそんなことない。速ければ追い抜くことができると思っている。でも、ペナルティを判断するのは常に難しい」とコメント。「ここまではいい感じだし、5グリッドだけなので、それほど悪くはない。もちろん、ペナルティを科せられるのは予選後だ。もちろん、ノーマルな予選をするつもりでいる。ペナルティについてあまり失望はしていない。ここはオーバーテイクが可能だ。速ければ、上位にとどりつけるだろう」マックス・フェルスタッペンは、レッドブルがシンガポールでペースに苦労した理由はまだ理解できていないと認めるが、ソチではここまのところうまくいっていると語る。「シンガポールの週末は何かがうまくいかなかったし、ちょっと奇妙だった。ここではクルマはとてもうまく機能している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「最終セクターはとてもいい感じだ。でも、ロングストレートのあるセクター1でさえいい感じだった。ターン3は全開だし、基本的にストレートだけど、それでも僕たちは競争力がある。だから、ポジティブな一日だった」「僕たちはクルマでかなり多くのことを試したし、うまくいっているように思う。重要なのはとにかくプログラムに従って、クルマからベストを引き出すことだ。今日はそれがかなりうまくいったと思う」関連:F1ロシアGP フリー走行2回目 | マックス・フェルスタッペンがトップタイム