元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、マックス・フェルスタッペンにはアイルトン・セナやミハエル・シューマッハが持ち合わせていた“自己陶酔的”な側面があると分析する。前半戦で2勝を挙げ、F1ハンガリーGPでポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンとどちらが優れたドライバーかという議論がなされており、ニコ・ロズベルグは同じクルマであれば、フェルスタッペンの方が速いと評価している。
また、ニコ・ロズベルグは、過去のワールドチャンピオンと同じような資質をマックス・フェルスタッペンが備えていると語る。「マックスは自然体だ。アイルトン・セナとルイス・ハミルトンも持っていた才能だ」とニコ・ロズベルグは語る。「マックスは自己陶酔的な側面があるが、それはアイルトン・セナやミハエル・シューマッハにもあった側面だ彼ら全員が鋼の精神を持っていた。残念ながら、僕にはそれがなかった。マックスにはそれがある」ニコ・ロズベルグは、マックス・フェルスタッペンが多くのミスを犯していた2018年序盤からの成長ぶりに感銘を受けていると語る。「彼の決意の表れだ。かなり多くのプレッシャーがあり、本当に多くのことが起こった。誰もが意見を持っている。あれほどの自信を保ち、集中し続けることで、マックスは心の自由を守っている」また、ニコ・ロズベルグは、レッドブル・ホンダ RB15がマックス・フェルスタッペンが完全にフィットしていると考えている。「マシンは彼に完璧にフィットしている。レッドブルはフェルスタッペンのドライビングスタイルに完璧にフィットするマシンを作り上げた。完璧な組み合わせだ」「マックスはまだ若いが経験がある。4シーズンを経験しており、グリッドで最も経験豊富なドライバーのひとりだと終える。このレッドブルとフェルスタッペンは強力な組み合わせだ」