レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年の結果を繰り返すのは“少し難しい”と考えており、“そのためにはかなりの運”が必要だと語る。今シーズンここまでマックス・フェルスタッペンは2度の3位表彰台を獲得しており、F1カナダGPでの5位を除い全戦を4位以上でフィニッシュしている。
4位でフィニッシュし続けていることにフラストレーションを感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「フラストレーションとは思わない」とコメント。「それほど離れているわけではない。いつもそう思っている。それが前のフェラーリなのかメルセデスなのかはわからないけど、彼らにそこまで離されているわけではない」「現時点で、とにかく僕たちはクルマからもっとパフォーマンスを引き出して、エンジンからもっと多くのパフォーマンスを引き出すために懸命にプッシュする必要がある。僕たちは両方の面で明らかに少しペースが欠けているし、それを最大限に引き出そうとしている」「4位になるためにここにいるわけではない。僕はレースに勝ちたい。この4位の位置を走るのは嬉しくはない。いつも逃している。でも、現時点では仕方がない」先週末のポール・リカールを振り返り、マックス・フェルスタッペンはライバルと比較してトップスピードが不足しており、コーナーでもメルセデスに負けていると感じたと述べた。「どこでも十分に早くないというわけではない。ポール・リカールを見れば、トップスピードは明らかに不足している。でも、メルセデスと比較してコーナースピードが足りない2~3のコーナーがあった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「フェラーリと比較すれば、彼らはストレートでロケットみたいだけど、コーナーでは僕たちの方が少し競争力がある。言ったように、表彰台に戻るためには僕たちはとにかく両方の面に取り組む必要がある」レッドブルがメルセデスと戦えていないことっで、マックス・フェルスタッペンが近い将来チームを離れることを検討しているかもしれないという憶測を生んだ。しかし、マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダのプロジェクトを信頼していると語る。「正直、チームが今後のレースでどのようなものをもたらすかを見ることの方が重要だと思う。来年や今後がどうなるかについてはあまり心配していない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「現時点ではこのプロジェクトに集中したい。まだ多くのポテンシャルがあると思っているし、まだ始まったばかりだ」「でも、もちろん、35歳まで4位を走り続けたくはない。どうなるか見てみるつもりだ」