レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPの予選を4番手で終えた。マックス・フェルスタッペンは、Q2をトップタイムで通過してQ3に進出。タイヤが1セットしか残っていなかったため他のマシンとは異なるタイミングでのアタックとなったが、他のマシンからスリップストリームを得ることができていたらポールポジション争いも可能だったと振り返る。
「予選でここまでのパフォーマンスを出せたことはいい意味で驚いているし、2列目スタートになったことは、悪くない結果だと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「Q3では1セットしか使用できるタイヤが残っておらず、ライバルと違った戦略を取ることになったため、単独で走行するセッションになった。このサーキットを単独で走るのは難しく、スリップストリームを使いながら走行している他のマシンと比べてしまうと、もちろんタイムは出せない。自分のQ2の結果と比べても、0.25秒もメインストレートではタイムを失うことになった。別のもう一本のストレートでは6、7秒先を走行するマシンの後ろに吸い込まれるように付いて走れば、そこで0.1か0.2秒も稼ぐことができる」「予選セッション最後のアタックラップで最大限にプッシュをした結果、うまくまとめることができただけに、もし多数のマシンの列からのスリップを利用できる位置にいれば、ポールポジション争いもできたかと思う。しかし、マシンの調子に十分な手応えを感じることができたことに満足している」「ここでのレースは1コーナーで結果が決まってしまうようなレースにはならず、いつも荒れる一戦となる。ライバルとの差は大きくないですし、4番手スタートは十分にトップ争いができる位置であると信じている」関連:F1アゼルバイジャンGP 予選 | バルテリ・ボッタスが今季2度目のPP獲得