マックス・フェルスタッペンは、2019年にホンダからルノーにF1パワーユニットを変更するだけでレッドブル・レーシングの競争力は増加すると考えている。今シーズン、2勝を挙げているマックス・フェルスタッペンだが、現在のエンジンサプライヤーであるルノーのF1パワーユニットの競争力不足への不満を繰り返し述べてきた。
レッドブル・レーシングは、過去にセバスチャン・ベッテルとともにダブルタイトルを4連覇したルノーとの12年間のパートナーシップを今シーズン限りで終了して、2019年からホンダとワークスパートナーを組むことを決断。チーム代表のクリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコはホンダの仕事ぶりを称賛している。今年からトロロッソと組んでいるホンダは、F1ロシアGPで投入したスペック3エンジンで大幅な進歩を果たしており、すでにホンダのF1パワーユニットは馬力面でルノーを上回っていると評価されている。レッドブル・レーシングの2019年F1マシン『RB15』には新型のホンダのF1パワーユニットが搭載され、すでに多くの作業が行われている。ヘルムート・マルコは、2019年あるいは2020年のタイトル獲得さえ可能だとしており、セバスチャン・ベッテルの記録を塗り替えてマックス・フェルスタッペンをF1史上最年少チャンピオンにしたがっている。マックス・フェルスタッペンは「もちろん、そう願っている」と Ziggo Sport とコメント。「シーズン開幕時にどうなるか待たなければならない。でも、僕たちはエンジンだけで前進すると信じている」マックス・フェルスタッペンは、まだレッドブルの2019年F1マシンをシミュレーターで走らせていないが、テストで一部のパーツが搭載されており、ミルトン・キーンズではホンダのF1パワーユニットもテストされている。「いや、まだだ。でも、新しいサスペンションはテストしたし、何度かシミュレータでも試した」ホンダのF1パワーユニットについて、マックス・フェルスタッペンは「僕らはあらゆるシミュレーションを持っている。ホンダのエンジンはテストベンチで稼働している」と述べた。「レッドブル・レーシングにはテスト・ベンチがあり、シミュレーターとリンクすることができるので、エンジンを動かしてデータを分析することができる」
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