マックス・フェルスタッペンは、F1アメリカグランプリの最終ラップのキミ・ライコネンのオーバーテイクに対し、コース外に出たことでアドバンテージを得たとして5秒ペナルティを科したスチュワードを“馬鹿なスチュワード”だと非難した。16番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、最終ラップのターン17でキミ・ライコネン(フェラーリ)をかわして3位でフィニッシュラインを通過した。
しかし、ミカ・サロ率いるスチュワードは、すぐに調査を行い、キミ・ライコネンをオーバーテイクする際に4輪すべてがコースを出ていたとして5秒加算ペナルティを科した。表彰台の待機室で決定を知らされたマックス・フェルスタッペンは、レース後に怒りを露わにした。「個人的にはいい気分だ。もちろん、後から表彰台を逃すのは本当に残念なことだけどね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「彼らはまた奪っていった。僕に決断を下したのは本当に馬鹿なスチュワードだ。(去年の)メキシコでもあった。今回も5秒加算ペナルティとペナルティポイントだ。何のためのものなんだ?」「最終的には全員がどこかでコースオフしていたし、トラックリミットはなかった。観客はそれを愛しているし、世界中でテレビを観ている人もそうだと思う」「また表彰台から誰かを選んで、出ていくように伝えた。それでも僕は素晴らしいレースができたと思っている。4位には満足している。でも、彼らのやり方はとにかく信じられない」また、マックス・フェルスタッペンは、スチュワードの決定に対して抗議できないことにも怒りを述べた。調査とペナルティはレース終了後、数分以内に行われた。「抗議することができない。それはルールに載っている。彼らはルールを知っている。現時点では彼らに有利だ。彼らが決定しるし、それに対して何もできない。本当に奇妙なことだ。でも、何をすることができる? 観客にとっても良くないことだ」「来年は誰も来ないことを本当に願っている。スポーツにとって意味のないことだからね。全員がスポーツを愛しているし、素晴らしいアクションだ」「縁石の内側の5~10cmを走るし、全員がいろいろなところで膨らんでいる。予選でのターン19では脹らんで走っても誰も何も言わなかった。基本的に彼らはレースを殺したようなものだ」関連:
全文を読む