マックス・フェルスタッペンが、レッドブルにフェラーリ移籍を志願したと報じられている。今シーズン、マックス・フェルスタッペンは好ポジションを走行しながらもマシントラブルでのリタイアが続いており、すでに4戦でリタイア。決勝での周回数は全ドライバーで最下位となっている。
マックス・フェルスタッペンはこの現状にフラストレーションを溜めているとされており、Independent は、もはやマックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れてフェラーリに移籍するかどうかではなく、いつそれが実現するかの問題だと報じている。同紙はF1関係者のコメントとして「オランダ人は2019年シーズン前に現在のチームを離れることを要求した」と報道。だが、レッドブルは、少なくとも2018年まではマックス・フェルスタッペンと強固な契約を結んでおり、レッドブルのヘルムート・マルコは「様々な噂に反し、フェルスタッペンの契約にパフォーマンス状況はない。我々が彼を解放しなければ、彼はフェラーリに移籍することはできない」と述べている。だが、昨年、ヘルムート・マルコには、ダニール・クビアトに代わってマックス・フェルスタッペンがレッドブルに昇格することを否定した一週間後のスペインGPでフェルスタッペンがレッドブルでのデビューを飾ったという前例がある。オーストリアでの金曜日、ヘルムート・マルコは1週間前にフェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネと“Mr.フィックス・イット”の異名をとるジノ・ロサトと会っていたことを不注意に明かしており、「我々はカルロス・サインツについて話しはしなかった」と語っている。フェラーリに近い関係者によると、それはマックス・フェルスタッペンを解放するためのレッドブルの条件を議論する最初の会議であったとしている。レッドブルは2018年はマックス・フェルスタッペンを保持したいと考えているが、フェラーリとして2019年まで待ってフリーでフェルスタッペンを獲得できる。2019年に加入するとしても、フェルスタッペンはまだ21歳だ。また、レッドブルはカルロス・サインツとのオプション契約を行使したことを明かしており、サインツは2017年以降もレッドブルにとどまることになっている。マックス・フェルスタッペンがフェラーリに移籍した場合、サインツは念願のトップチームのシートを得ることになるかもしれない。
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