マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンは、レッドブルとの間に軋轢が生じており、契約解消の道を探しているとの報道を否定した。今シーズン4度のリタイアに見舞われているマックス・フェルスタッペンは、2018年のフェラーリのオファーを受けたがっていると噂されており、父親でマネージャーを務めるヨス・フェルスタッペンがレッドブルとの契約を故意に破棄しようとしていると報じられた。
その噂の引き金になったのはTwitter。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、フラストレーションを抱えているマックス・フェルスタッペンについて「チームやチームが注いでいる努力による過失ではない」とリポーターにコメントしたとの投稿があり、この発言を聞いたヨス・フェルスタッペンは「馬鹿げてる」と怒りを露わにしていたと報じられた。しかし、ヨス・フェルスタッペンは「勝手に話を作らないでほしい。我々はレッドブルに満足している」と述べ、報道内容を否定した。実際、レッドブルのヘルムート・マルコは、マシントラブルに見舞われているマックス・フェルスタッペンへの申し訳なさを口にしている。「我々は今シーズン、6回の故障に見舞われている。特にマックス・フェルスタッペンには申し訳なく思う」とヘルムート・マルコは Kronen Zeitung にコメント。ヘルムート・マルコは、厳しいシーズンスタートの後、巻き返しをみせているチームを誇りに思うと述べた。「シャシーに関する限り、おそらく我々は最強のチームだろう」「だが、我々はまだ信頼性とエンジンに取り組まなければならない」