マックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPの決勝レースでのダニール・クビアト(トロ・ロッソ)との激しいバトルについて、レッドブルに対してチームオーダーを出すよう要求していないと強調した。 スタートに失敗したマックス・フェルスタッペンは、オープニングラップで2台のトロ・ロッソの後ろまで後退した。
カルロス・サインツはすぐにピットに入ったことで姿を消したが、マックス・フェルスタッペンはダニール・クビアトの後ろで身動きがとれなくなった。ダニール・クビアトは、今年5月のF1スペインGPを前にマックス・フェルスタッペンにシートを奪われている。何周にもわたりダニール・クビアトは懸命のディフェンスを見せ、ターン9ではマックス・フェルスタッペンを外側に押し出したこともあり、マックス・フェルスタッペンは無線で“いいかげんにしろよ!”と不満を訴えていた。 その局面でレッドブルがジュニアチームのトロ・ロッソに対してダニール・クビアトをどかすように要求するのではないかと思われたが、マックス・フェルスタッペン自身はそうなることを一度も望んでいないと語った。 無線でチームオーダーを頼んだかと聞かれたマックス・フェルスタッペンは「ない、ない。チームオーダーがあったとは思わないよ。自分自身で抜くべきだと思う」 とコメント。「ある時点はかなり接戦で、コースから少しはみ出した。僕たちはただ大きくタイムをロスしていただけだ。もちろん、あんなにスタートが悪かったことは、少し残念だったけどね」
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