マクラーレンのストフェル・バンドーンは、自分とチームメイトのフェルナンド・アロンソとの差は結果で現れているよりも拮抗していると主張する。2015年のGP2チャンピオンであるストフェル・バンドーンは、今年ホンダからルノーにエンジンを変更してマクラーレンでその才能を開花させると期待されていたが、今シーズンここまでは厳しいスタートを切っており、全てにおいてフェルナンド・アロンソに上回られている。
フェルナンド・アロンソはマクラーレンが獲得した40ポイントのうち32ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権7位につけているのに対し、ストフェル・バンドーンは8ポイントの獲得で15位に沈んでいる。しかし、ストフェル・バンドーンは自分のパフォーマンスは数字が示すよりも優れていると感じていると語る。「スタッツが全てのストーリーを伝えているとは思わない。もちろん、統計はそう伝えているかもしれないけど、実際には僕たちはとても拮抗している」とストフェル・バンドーンはコメント。「去年の僕たちのポジションを考えれば、今年ははるかに良いポジションにいると感じている。状況は常に自分の思い通りに進むとは限らない。いくつかのレースで僕には少し運が欠けていた。フェルナンドの方速いこともあったけど、それは普通のことだ」予選ではフェルナンド・アロンソは今季2度のQ3進出を果たしているが、ストフェル・バンドーンはまだQ2を抜け出すことができていない。しかし、ストフェル・バンドーンは今後について自身を持っていると語る。「僕たちは正しい方向に進んでいると思うし、チームは前進している。もちろん、シーズンのスタートはタフだった」とストフェル・バンドーンは語る。「チームには多くの期待があったし、僕たちは期待通りのパフォーマンスを発揮することができていない。でも、僕たちはレース毎に改善を続けているし、今週末ももう一歩前進できると期待している」ストフェル・バンドーンはスペインGPではリタイア、モナコGPでは14位と過去2レースでは厳しいレース週末を過ごしてきたが、今週末のカナダGPはポジティブなものになると自信をみせている。「少し難しい期間だった。僕はスペインでリタイアして、モナコではフェルナンドがリタイアした。もちろん、それは理想的ではなかったけど、僕たちはミッドフィールドで接戦を演じている。ある週末では僕たちが少し強いこともある」「過去2戦はオーバーテイクという点で僕たちにとって難しいトラックだったと思う。今週末はストーリーは異なる。新しい週末だしあ、このトラックは他とは完全に異なる。いくつかチャンスを提供してくれるはずだ」関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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