ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、今年スーパーフォーミュラに参戦するストフェル・バンドーンが2017年に日本での経験を生かせると考えている。今年、マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーを務めてきたストフェル・バンドーンは、来年、ジェンソン・バトンに代わってレースドライバーに昇格することが決定している。
昨年、GP2のチャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンは、今年、日本でホンダのエンジンを搭載するドコモダンディライアンからスーパーフォーミュラに参戦している。長谷川祐介は、ストフェル・バンドーンが日本で働いた経験が来年のF1フル参戦に有利に働くことを期待している。「バンドーンは、日本の文化や我々がどのように感じているか、そして、日本人とのコミュニケーションの難しさに馴染んできています」「それは我々にとって非常に役に立つと思います」「彼は素晴らしい人物ですし、非常にクレバーです。常に落ち着いています」「特にバーレーンがそうでした。新しいクルマにあっという間に対応したことには非常に驚かされました。冬季テストに何度か参加してはいましたが、バーレーンは今年のクルマを走らせる初めての機会でしたが、本当に素晴らしい仕事をしました」「それだけでなく、もちろん、彼は非常に優秀なドライバーです。彼は落ち着いていますし、安定感もあります」ストフェル・バンドーンは、スーパーフォーミュラで鈴鹿での最終戦を前に6位につけている。