笹原右京は、今後、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一員として活動することを発表した。笹原右京は、2009年と2011年にレーシングカートROTAX世界大会で世界チャンピオンを獲得。2013年にフォーミュラ・ルノー2.0にユーロノバ・レーシングから参戦し、シングルシーターへステップアップ。2014年はフォーミュラ・ルノー2.0 NEC、2015年にはARTジュニアチームからユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0に参戦。ただ、今シーズンは、カートに戻っていた。
「今シーズン活動のメインとしてきたSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)のスカラシップ最終選考会の結果、次席を獲得したことで、今後はHFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)の一員として活動させていただけることになりました」と笹原右京は報告。「4輪の経験なく海外にいきなり飛び込んでしまった僕にとって、SRS-Fにおいてドライビングを基礎から学んで自分のスキルをあらためて見直せたことや、強力なライバルたちと毎回競い合えたことは自分にとって有意義で貴重な時間でした」「折々に深いお話をしてくださる中嶋校長、生徒全員がより良くなるために毎回親身になってアドバイスをくださったHFDPと講師の方々、スクール生としての生活全般からマシンの用意まで大変御世話になった鈴鹿サーキットテクニカルセンターの皆様、マシンに関わってくださったメカニックの皆様にあらためて深く感謝いたします。ありがとうございました!」「そして、僕のことを自分の事のように応援してくださるスポンサー、サポーター、サプライヤーの皆様、そして友人や家族。いつも崖っぷちな僕をこれまで支えていただいたことに感謝しきれません」「ドライバーとして恩返しができる立場になれるよう、今までにも増して精一杯頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!」