トヨタは、2017年のWECドライバーとしてホセ・マリア・ロペスと契約を結んだと Autosport が報じた。3度目のWTCCチャンピオンであるホセ・マリア・ロペス(33歳)は、今年10月の香港でDSバージンからフォーミュラEへの参戦を開始している。シトロエンの2016年末でのWTCC撤退に先駆け、昨年の冬からホセ・マリア・ロペスはトヨタのLMP1カーをテストしていた。
ホセ・マリア・ロペスの契約はまだ正式発表されていないが、トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは、チームが2017年のドライバーラインナップをすでに決定していることを明らかにしている。ドライバーラインナップに変更があるかと質問されたパスカル・バセロンは「おそらく」と Autosport にコメント。だが、それがホセ・マリア・ロペスかとの質問には回答を拒否。トヨタは、1月までホセ・マリア・ロペスとの契約を発表することはないと考えられている。ホセ・マリア・ロペスが、既存の2台のラインアップを誰のシートに座るかは不明なままだが、44歳のステファン・サラザンと交代になると推測されている。元ルノーのF1テストドライバーで、GP2ウィナーのホセ・マリア・ロペスは、すでにGTカテゴリーでスポーツカーを経験している。2007-2008シーズンには、アメリカン・ル・マン・シリーズとFIA GT選手権にフェラーリから参戦しており、2010年のFIA GT1世界選手権ではサン・ルイスでアストンマーティンに一戦限りの出場を果たしている。
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