レクサスは、第44回東京モーターショー2015において、将来のLEXUSフラッグシップカーをイメージしたコンセプトカー「LEXUS LF-FC」を発表した。レクサス LF-FCは、未来社会のお客様の指向を想定したセダンベースのコンセプトカーである。圧倒的な存在感あるデザイン、先進技術の搭載、そして来るべき水素社会を見据え、パワートレーンにはレクサスで初めて燃料電池技術を採用するなど、レクサスのNew Chapterに続く新たな章の幕開けを予感させるものである。
レクサスは、2012年にフルモデルチェンジしたGSを契機にNew Chapterへ踏み出し、スピンドルグリルに代表される、革新的かつオリジナリティの高いデザイン、エモーショナルな走り、そして先進的な環境・安全技術を採用し、従来の高級とは異なる価値観を追求してきた。今後も常に最新の先端技術を採り入れて、ブランドの根幹にある、お客様の期待を超える驚きと感動の提供を推進していく。<LEXUS LF-FC 主な特長>未来社会のLEXUSフラッグシップカーをイメージ。燃料電池技術を採用し、前輪にインホイールモーターを配置することで、環境性能と走りの楽しさを高次元で両立エクステリアは、将来のLEXUSフラッグシップを示唆するスタディモデルとして、LEXUS独自のデザインフィロソフィーである「L-finesse」に基づいたダイナミックかつ洗練された美を追求。より大胆に進化したスピンドルグリルから始まる骨太な骨格に、前後ホイールアーチが融合する造形は、加飾やキャラクターラインに頼らない普遍的な美しさを表現インテリアは、先進的でありながら人を優しく包み込む豊かな空間を追求。ドライバーの着座姿勢に対し、空間を上下二層に分け、上部は開放感をもたせると共に運転に集中できる造形とし、下部は上質なピュアアニリン革を豊富に使用したシートや、匠の技による杢目のステアリングやドアオーナメントの縫製などが、次世代のラグジュアリーを演出燃料電池技術と前輪にインホイールモーターを採用し、LEXUSならではの走りの楽しさも兼ね備えた燃料電池自動車(FCV)を提案。高出力のFCスタックとパワーコントロールユニットをエンジンコンパートメント内に配置、水素タンクをT字型に配置し、最適な前後重量配分を実現することで、優れた操舵応答性を確保。また、メイン駆動を後輪とし、前輪には、軽量かつ高出力のインホイールモーターを搭載することで四輪駆動仕様となり、前後輪の駆動力制御をきめ細かく行えるため、安全かつ高次元な操縦安定性を実現自動運転技術で全ての人が、安全、スムース、自由に移動できることを追求。従来からのLEXUSの「統合安全コンセプト」に基づいた安全技術に加えて、クルマが高度な認識・予測判断を行う「運転知能(Driving Intelligence)」、車車間・路車間通信を活用した「つながる(Connected Intelligence)」、さらにドライバーの状態認識や、ドライバーとクルマが連携しチームメイトの様に助け合う「人とクルマの協調(Interactive Intelligence)」を含んだ自動運転技術を搭載次世代マンマシンインターフェイスが快適な自動運転やドライビングをサポート。タッチパネルに触れることなく、ジェスチャー入力が可能な操作システム、重畳表示が可能な大型ヘッドアップディスプレイ、および小型電子ミラーなど、人の自然な動きにマッチした次世代インターフェイスを探求その他、ルーフにはシースルーソーラーを採用。また、熱可塑性CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を一部使用するなど軽量化を図る
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