トヨタは、11月8日(日)に2010年のF1活動に関しての発表を行う。トヨタのF1活動予算は常に年末の役員会で決定されており、2010年のF1活動予算も11月15日の役員会で決定されるとみられていたが、その一週間前の発表は何を意味するのか。ドイツやイギリスのメディアは、「1週間後の東京での役員会議より前に悪いニュースが発表される可能性がある」と報道。
「日本の自動車、自動車部品メーカーは、莫大な金額を使ってF1に参戦し、そこから何を得られるのかを疑問に思っている。」と自動車アナリストの水野辰哉氏はコメント。トヨタがF1から撤退することになれば、その2010年のグリッドはサウバーに与えられることになる。小林可夢偉は、2010年にGP2に参戦するには「予算がない」とアブダビで語っていた。関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 - 2009年11月4日