トヨタのジョン・ハウエットは、小林可夢偉がブラジルGPで印象的なF1デビューを飾ったことで、自らを2010年のF1シート候補に押し上げたと語る。小林可夢偉は、準備不足にかかわらず、F1ブラジルGPでジェンソン・バトンとホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開。後半にジャンカルロ・フィジケラをパスするなど注目のレースをみせ、10位でフィニッシュした。
トヨタは、現在のドライバーであるヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの将来を保証しておらず、またキミ・ライコネンへの正式オファーを表明するなど、ドライバー市場で注目を集めている。ジョン・ハウエットは、小林可夢偉が、ブラジルGPでのパフォーマンスにより、ドライバー候補に加わるだろうと語る。「彼はかなり良い仕事をしたと思う」とジョン・ハウエットは語る。「目を向けなければならないが、今回のパフォマンスを真剣に考慮しなければならないと言わなければならない」ハウエットは、小林可夢偉を賞賛する一方で、まだレースコンディションでの経験不足を指摘する。「彼はまだ少しペース不足だった。タイヤのピークを保って、実際にそれを維持することに苦労していた」ヤルノ・トゥルーリはインテルラゴスの週末、トヨタ自動車が来年のF1参加と予算を決定する11月15日の役員会が終わるまで2010年に関する彼の計画を決定しないことをチーム代表の山科忠と約束したと語っていた。だが、ジョン・ハウエットは2010年のヤルノ・トゥルーリについての状況の変化は認識していないと語る。「彼らが話をしたかどうかはわからない。私は山科さんとかなり密接なコネクションを築いている。しかし、どのような議論がなされたかは知らない」「私が知っているヤルノのトヨタでのポジションは、彼の残留を除外していないということだ。しかし、確定するにはいくつか結果が必要だ」
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