トヨタのチーム代表である山科忠は、トヨタもF1から撤退する可能性があったことを認めた。トヨタのF1参戦継続の議論は、12月22日の記者会見直前まで審議され、記者会見ではF1継続を発表したが、メインスポンサーのパナソニックからF1残留に必要なリソースと資金のサポートの確約を得たのはその後だった。「会社の取締役会で、私は何度も撤退するべきではないと強調しました。もちろん大幅なコスト削減をしなくてはなりません」
「確かに、否定的な事業報告書によって疑念が生じました」「ですから、財政的に問題があるにもかかわらず、パナソニックが契約を更新していただいたことを非常に嬉しく思いました。パナソニックが我々の活動に理解を示してくれたおかげでレースを継続することができるようになりました」