トヨタは、次戦イタリアGPに向けて、ローダウンフォース仕様のパッケージをテストした。モンツァは、超高速サーキットとして知られ、例年、各チームはダウンフォースをぎりぎりまで削った特別パッケージを持ち込んでいる。今日からモンツァで開始されたF1合同テストに、トヨタは低ドラッグ仕様のパッケージを持ち込んだ。
TF108に取り付けられたフロントウィングは、ブリッヂウィングが取り除かれ、ノーズ先端も低く設置。複雑なラインを採用していた2枚のフロントウィングも、直線に近いラインで寝かされ、翼端板やウィングレットもシンプルな仕様となっている。ヤルノ・トゥルーリは、モンツァについて、「イタリアGPはセットアップに関して言えば一度きりの例外的レースになる。ダウンフォースをかなり削ることになるからね。」とコメントしている。