現在トロロッソとして知られるF1チームの創設者であるジャンカルロ・ミナルディは、ファエンツァを拠点としたチームが、過去数シーズンで開花したことに感銘を受けていると語る。現在、72歳のジャンカルロ・ミナルディは、イタリアのファエンツァで生まれ、1980年にミナルディ・レーシング・チームを設立してF2選手権に参戦。1985年にF1に進出した。
しかし、ミナルディは財政難によって2001年にF1チームをポール・ストッダートに売却。2006年にレッドブルが買収してトロロッソに名前を変えた際に完全にチームを去った。2020年からアルファタウリに名前を変えるトロロッソは、当初はレッドブルの“Bチーム”に過ぎないと見られていたが、今年はマクラーレンとルノーに次ぎランキング6位でシーズンを終えた。「彼らは進歩を始めたマックス・フェルスタッペン以来、非常に成長した」とミナルディは Autosprint に語った。「彼らは2018年から結果を改善することを決意した。彼らは弱点を克服することに成功し、チャンピオンシップ6位という素晴らしい成績を収めた。開発に関して、今ではレッドブルの足跡をたどる機会がある」「ダニール・クビアトが素晴らしかったのは確かだが、特にピエール・ガスリーの挽回は素晴らしかった。彼は集中し、メンタルを崩さなかった。彼がレッドブルでシートを失ったときは大きな驚きだった」ジャンカルロ・ミナルディは、今でもファエンツァのファクトリーのスタッフを連絡をとっていると伝えられている。