トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、2019年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPでダニール・クビアトがポイントを獲得したことには満足しているものの、もっと多くの結果を達成できたと感じていると語る。ホンダのF1エンジンとの2年目となるトロロッソは、クビアトが10位完走を果たすとともに、ルーキーのアレクサンダー・アルボンも14位完走を果たすなど、ポジティブなスタートを切った。
ダニール・クビアトは、同じホンダのF1エンジンを搭載するピエール・ガスリーを抑えてのポイント獲得となった。「ペースに関して、第1スティントを長くできるようにプライムのベース戦略を練ったダニー(クビアト)は非常にポジティブだった」とジョディ・エギントンはコメント。「その後、第2スティントではかなり強力なタイムを刻み、懸命に勝ち取った貴重な1点を持ち帰ってくれた」「アレックス(アルボン)はもう少し難題が多く、序盤のトラフィックでブレーキを管理しなければならなかった。それでも、初めてのF1レースで堅実なパフォーマンスを発揮しており、多くを学んだ。きっとそれをバーレーンでしっかり生かしてくれるものと確信している」「要約すると、新車が優れたパフォーマンスを披露し、メルボルンをポジティブな気持ちで離れられる一方で、ベストな予選とレースができずに、もう少しやれたと思うのでその点は若干フラストレーションを感じている」「これからバーレーンでの次戦の準備に焦点を切り替え、ここで示したポジティブな兆候を土台にして計画していく」
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