トロロッソ・ホンダのF1チーム代表フランツ・トストが、F1オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。トロロッソ・ホンダは、15番手スタートのダニール・クビアトが10位でフィニッシュし、開幕戦をポイント獲得で終えた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはF1デビュー戦を14位で終えた。
「毎年、メルボルンに来るのを楽しみにしている。開幕戦だからというだけでなく、最高のファンによる素晴らしい雰囲気があふれる、特別なレースだからだ」とフランツ・トストはコメント。「まず初めに、ホンダ、そして、レッドブル・レーシングが表彰台を獲得したことに祝意を表したい。この結果は、両者にとって大きな成功だと思う」「我々のレースは、13番手と15番手からスタートだったので、アレックスはソフト側のタイヤ、ダニールはミディアムタイヤでスタートと、両ドライバーの戦略を分けた。これによって戦略に柔軟性を持たせることができたので、正しい判断だった」「ダニールは素晴らしいレース運びで、ポイントをもたらしてくれた。彼にとっては2年ぶりのレースだったことを考えると、復帰戦をトップ10で飾れたことは、今後のシーズンにおいても大きいと思う。アレックスも、F1デビュー戦で、かつ簡単なサーキットでないのに、いい仕事をしてくれた。レースでは一つもミスをせず、ウイークを通じて多くの経験を重ねた」「開幕週を終えて、力強いパッケージがあると感じているので、次戦に向けても希望を持っている」