トロロッソは、ホンダの2019年F1エンジン『RA619H』のバイブレーション問題についての噂を完全否定。ホンダによって妥協を強いられているようなことはないと述べた。レッドブル・レーシングは、4日間のF1バルセロナテストでタイムシートの上位に名を連ねることはなく、テスト初期段階でホンダのF1エンジンのバイブレーション問題に苦しめられているとの推測を生んだ。
昨年までレッドブル・レーシングはルノーのF1パワーユニットのどんな問題であっても厳しく非難していきたが、今年はホンダへの称賛を繰り返しており、レッドブル・レーシングもホンダもバイブレーションの噂については否定している。ホンダF1は今年もトロロッソとの提携を続けており、新たにレッドブル・レーシングを加えて2チーム供給体制で2019年のF1世界選手権を戦う。ホンダのF1エンジンのバイブレーションの問題、あるいは全般的なパワーユニットの問題について質問されたトロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、F1バルセロナテストでトロロッソがテホンダのF1エンジンによって妥協を強いられてことはないと固うr。これはレッドブル・レーシングに関して報告されている問題を排除するものではないが、問題が存在する場合、その問題はレッドブル・レーシング側にのみ発生していることを示唆している可能性がある。「エンジンへの追加ログ記録に関して、ホンダはロームとセンサーで通常のテストを実行している。彼らのエンジンプログラムは、この3日間で素晴らしいものだった」とジョディ・エギントンはコメント。「ホンダと一緒にバックグラウンドで一緒に仕事をしていおり、彼ら自身のことをしている。それは素晴らしいこと。彼らは私たちに妥協を強いるようなことはしていない」「すべてのPUメーカーと同様に、ホンダは次のステップに取り組むために冬の間に非常に忙しく作業してきた。そして、我々は彼らが冬の間に学んだことを慎重に評価し、それらを段階的に導入しながら推進している。すべてのエンジンメーカーは、PUの運用範囲でまだまったく限界まで作動させていない。昨年のこの時期と比べて、エンジンは素晴らしい一歩を果たしているし、それは昨年の終わりに明らかになったと思う」ジョディ・エギントンは、ホンダとの継続性は、2006年にグリッドに加わって以来、エンジンサプライヤーに多く変更してきたチームにとって有益であると付け加え。「我々は昨シーズンを終えたところから進めることができているし、今我々はそこで働いている人々に精通している。それはガレージにいる我々の大部分にとって非常にシームレスだった」とジョディ・エギントンはコメント。「そして、ホンダ側も本当にそれに着手しており、我々はホンダが彼らのプログラムを実行する余地を残している」「ホンダは昨シーズンのインシーズン開発に力を入れてきた。彼らは多くのキロワットを見い出している。彼らは非常に急速に前進をはたいたし、我々はそのような状況でシーズンを終えた。それはすでに2018シーズンの開幕時から大きなステップだった」トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが最終日に総合2番手タイムを記録。チームメイトのダニール・クビアトも3日目のトップタイムを記録し、総合3番手につけた。関連:レッドブル、ホンダのF1エンジンのバイブレーション問題を完全否定
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