スクーデリア・トロ・ロッソで空力責任者を務めてきたブレンダン・ギルホームが離脱。チームは2018年にむけて空力部門の再編に直面することになった。ブレンダン・ギルホームは2013年7月にトロ・ロッソに加入。以前はメルセデスでプリンシパルエアロダイナミス、BMWザウバーで空力部門のグループリーダーを務めていた。
トロ・ロッソではテクニカルディレクターのジェームス・キーと密接に協力してマシンを開発。この数カ月はホンダのF1パワーユニットを搭載するSTR13の開発に集中してきた。ブレンダン・ギルホームのチーム離脱の理由は明らかになっておらず、更新を空力部門の副責任者であるベン・マロックが昇格するのか、他の誰かが引き継ぐのかは発表されていない。また、今年トロ・ロッソはレースエンジニアにも変更がある。長年カルロス・サインツのエンジニアを務めてきたマルコ・マタッサは、この冬にフェラーリに移籍し、若手育成プログラムで働くことになっている。今年、ホンダのF1パワーユニットに切り替えるトロ・ロッソは、16日(火)にSTR13のシャシーがFIAのクラッシュテストに合格したことを明らかにしている。
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