トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、2018年のドライバーをピエール・ガスリーとダニール・クビアトが務めると仮定するのは時期尚早だと主張する。ピエール・がスリーは、F1マレーシアGPでダニール・クビアトに代わってF1デビュー。続くF1日本GPにも参戦し、残りのシーズンでもシートを維持するとみられている。
一方、ダニール・クビアトに関しては、カルロス・サインツがF1アメリカGPからルノーに移籍することが決定したため、トロ・ロッソのF1シートに復帰することが決まっている。ピエール・ガスリーは、この2戦で印象的なパフォーマンスを披露しているが、フランツ・トストは2018年について確定していることはなにもないと主張する。「今のところ、来年はオープンだ。見てみるつもりだし、我々には時間がある」とフランツ・トストは Autosport にコメント。「レッドブルはそれについて急ぐ必要はない。今はオースティンで何が起こるか待とう。それ以外に言えることはない」だが、フランツ・トストは、2018年にレッドブルの育成ドライバー以外からドライバーを探すかもしれないとの見方について以下のように述べた。「常に選択肢はあるが、哲学を突き通すかどうかの問題だ。トロ・ロッソの哲学は常にレッドブルのドライバーを走らせることだ」とフランツ・トストはコメント。「最終的なドライバーはレッドブルが決定する」フランツ・トストは、ダニール・クビアトが2レースに出場できなかったことに失望していると認める。「もちろん、レースを走れないドライバーは誰だって失望するものだ。だが、そこには何らかの理由がある」とフランツ・トストは述べた。また、カルロス・サインツが早期にルノーに移籍することになった件については「彼はルノーに行くことが決まった。それ以外に言えることはない。それが契約の一部だ」とコメント。「我々はトロ・ロッソとルノーとの既存の契約の解消を補償するためにルノーに彼を譲渡した。これはその中で交渉されていた。したがって、予想されていたことだ」
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