トロ・ロッソが、2009年のドライバーとして、ブルーノ・セナに1,400万ドル(約13億8,000万円)のオファーをしたと報道された。ブルーノ・セナは、ホンダとリザーブ兼テストドライバーとしての契約を交渉しているとされている。トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは、1980年台にアイルトン・セナとチームメイトであり、ブルーノが小さい頃から個人的にサポートを続けている。
セバスチャン・ベッテルのレッドブル移籍が決定しているため、トロ・ロッソのシートの1つは空席となっている。また、セバスチャン・ブルデーの残留もまだ決定しておらず、ブルデーの放出が決まれば、トロ・ロッソのシートは2つ空席ができることになる。トロ・ロッソのシートに関して、ゲルハルト・ベルガーは、ベテランと若手のコンビを希望していると語っている。これまで、トロ・ロッソの2009年シートの若手枠には、セバスチャン・ブエミが最有力候補とされてきた。ベテラン枠に関しては、セバスチャン・ブルデーの残留の可能性とともに、佐藤琢磨の名前が挙がっている。若手枠をセバスチャン・ブエミとブルーノ・セナが争うのか、またはトロ・ロッソが2名の若手ドライバーを起用するかは現時点ではわからない。また、セバスチャン・ブルデーは、トロ・ロッソが来季の計画発表を遅られば、やむを得ずアメリカからのオファーを受け入れることになるかもしれない。佐藤琢磨の将来を含め、トロ・ロッソの2009年シートから目が離せない。
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