エイドリアン・スーティルは、ルイス・ハミルトンとはいまだ絶縁状態にあり、ハミルトンからの連絡を待っていることを明らかにした。ルイス・ハミルトンとエイドリアン・スーティルは、F3時代からの友人であったが、2011年にルイス・ハミルトンが、エイドリアン・スーティルの暴行事件で証人として出廷することを拒否したことで、二人の関係は壊れた。
有罪判決を受けたエイドリアン・スーティルは、出廷を拒んだルイス・ハミルトンを“臆病者”と呼び、もはや友人とは考えていないと述べた。今年のF1モナコGPで、ルイス・ハミルトンは“状況は明らかに異なっている”が“いずれ程よい関係に戻りたい”と述べていた。しかし、エイドリアン・スーティルは、まだわだかまりは解けておらず、ハミルトンに対して悪い印象を持ったままだと明かした。「いやいや、まだそれについて話していないよ」とエイドリアン・スーティルは GP Week にコメント。「何が理由かはわからないけど、彼が再び連絡してきたことはない...彼はいつも僕のことを友人だと言っているけど、彼は突然姿を消したがる。電話番号を変えているしね」「(ハンガリーの)パドックで彼に会ったし、彼はいつも『そうだね、僕たちはそれについてじっくり話し合うことができる』と言っているけど、決して来やしない。あまり尊敬できるような人間ではないよね」「スポーツマンとしての彼は尊敬しているけど、プライベートでの彼は僕にふさわしくない。そういう人間と過ごして時間を無駄にする必要はない」「彼がどのような人間かわかってよかったよ。僕には良い友人がいるし、彼らを見ていればわかる。それが一番重要なことだ。早めにわかってよかったよ」「ここはサーキットだし、それが仕事だ。彼は素晴らしいレーシングドライバーだけど、僕たちはそれについてはあまり話していないね」