SUPER GTは、従来「レースクイーン」と呼ばれたスタッフを「レースアンバサダー」という呼称に改め、SUPER GTプロモーション規則の運用規定内で「女性」としていた部分の性別を制限しない表現に改定した。SUPER GTでは、これまでチームやサーキットの応援や盛り上げ、関連するスポンサーのPR活動において「レースクイーン」と呼ばれる女性スタッフの参加を認めていた。だが多様性が求められる現在の社会を鑑み、性に偏りのある表現の「クイーン」を含む「レースクイーン」の呼称を「レースアンバサダー」に変更することとなった。
また、GTAではプロモーション規則内に「レースクイーン運用規定」を設け、健全な広報スタイルと運用方法を定めている。ここにおいても「レースクイーン」と記した呼称、及びその対象を「女性」に限定する表記を改め、該当規定上の性別指定を撤廃している。そして、性別を問わない「レースアンバサダー」の役割を、・ファンや観客との交流を通じ、チームスポンサー企業のブランドや製品の認知度向上に寄与する。・所属チームの応援団として当該チームのPR 活動や認知度拡大に貢献。・SUPER GT に参戦するエントラント(チーム)の一員として、SUPER GTの認知度向上、ファン拡大に寄与する。とし、ドライバーや監督、メカニック他と同様に、重要な役割をもつ存在である事を明確にした。なお、この呼称「レースアンバサダー」はGTA発のSUPER GTプロモーションで使用していくが、チームや関連スポンサーが主体で発する場合は呼称変更の強要や規制はしないとしている。
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