トヨタは、SUPER GT GT500クラスのドライバーとして長きにわたりTGR TEAM ZENT CERUMOで活躍してきた立川祐路の今季限りでの引退を発表した。立川祐路は、国内のトップドライバーとして長年参戦を続けてきたが、これもファンの皆様の応援があったからこそと実感しており、引退する前にできるだけ多くの皆様に直接感謝の意を伝えたいと切望していることから、あえてシーズン中盤のこの時期に引退表明の実施を決定した。
参戦中のSUPER GTの次戦、第4戦富士にて、本件に関する記者会見を行う。また、第4戦を含む今季の残り5戦のSUPER GTの各会場においてトークショーを開催し、各地のファンの皆様へ感謝を直接お伝えするとともに、過去の参戦車両、レーシングギアやトロフィーの展示などを行い、これまでの功績をファンの皆様と共に振り返る場を用意する。立川祐路は、1991年にレーシングカートを本格的に始めると、フォーミュラカーレースでステップアップを重ね、1994年にはフランスに渡り、フォーミュラ・ルノー・キャンパス・カップに参戦してシリーズ4位(2勝)。帰国後、1995年にはフォーミュラ・トヨタ西日本シリーズ に参戦して1位(3勝)を獲得。また同年から全日本F3選手権にも参戦し、1997年にはシリーズ2位を獲得。1997年~2009年(2005年を除く)には、現在のSUPER FORMULAの前身であるフォーミュラ・ニッポンに参戦し、優秀な成績を残した。一方で、ツーリングカーやGTカーレース活動も始め、現在のSUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)には1996年に日産フェアレディZで初参戦。1999年にはTOYOTA TEAM CERUMOのドライバーとして同シリーズに参戦を開始し、現在まで25年間にわたり、一貫してTEAM CERUMOのドライバーとして参戦を続けてきた。この間、2001年にはau CERUMO SUPRA(竹内宏典、立川祐路組)、2005年にはZENT CERUMO SUPRA(立川祐路、高木虎之介組)、2013年にはZENT CERUMO SC430(立川祐路、平手晃平組)で3度のドライバーチャンピオンに輝いており、GT500クラスの優勝回数も19回を数え、国内のトップドライバーとして輝かしい戦績を収めてきた。また、GT500クラスのポールポジション獲得数24回は、現在も歴代最多記録となっている。更に、トヨタのGT500車両の開発にも携わり、開発ドライバーとして歴代のSupra、LEXUS SC430、LEXUS RC F、LEXUS LC500、GR SupraのGT500車両開発に貢献してきた。フォーミュラカーのレーシングドライバーとしての活動は2009年を最後に終了したが、現在はSUPER FORMULAに参戦しているP.MU/CERUMO・INGINGのチーム監督として活動している。立川祐路「今シーズン限りでSUPER GTのドライバーを引退することをご報告させていただきます。まずは応援してくれている多くの方々に感謝します。どんな時も応援、そして力になっていただきありがとうございました。ここまでトヨタ、TCD(TRD)、セルモ、ZENT、ブリヂストンをはじめとする多くの仲間、家族に支えられてやってくることができました。そして最後まで自分の気持ちを尊重していただきありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。そしてSUPER GTという素晴らしい舞台をいつも提供してくれているGTA、この舞台で戦ってこられたことが自分にとっての財産です。シーズン中に発表というかたちをとらせていただきましたが、応援してくれる方々にしっかり最後の走りを見ていただきたいとの思いでこのタイミングにさせていただきました。残りのレースを全力で戦いますので、最後まで応援よろしくお願いします」高橋智也(GAZOO Racing Company プレジデント)「トヨタは1994年に開始された前身の全日本GT選手権含め、国内のモータースポーツ活動の主力レースのひとつとして、SUPER GTに参戦してきました。立川選手は1999年から現在までセルモチームのGT500ドライバーとして、3度のシリーズチャンピオンを獲得するなど、素晴らしい成績を残してくれました。また、長きにわたり、スープラや、SC430、LC500等、歴代のGT500車両開発にも携わっていただき、常に優勝争いができる速さを持ったクルマづくりに貢献いただきました。トヨタを代表するドライバーとして参戦を続け、トヨタのモータースポーツ活動を支え、育て続けてくださったことは、本当に大変だったと思いますし、その功績には感謝しかありません。立川選手を支え、一緒に頑張ってくださったご家族の皆様にも心から感謝の意を表します。長い間、GT500での活躍、本当にありがとうございました。とはいえ、まだシーズンは続きますので、最後まで一緒に頑張りましょう」記者会見のお知らせ・日時:2023年8月4日(金)13:00~14:00・場所:富士スピードウェイ(ピットビル2F)レース戦績(1999年以降の全日本GT選手権、SUPER GTのみ記載)1999年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズ14位(#38 FK/マッシモセルモスープラ)2000年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズ5位、1勝(#38 FK/マッシモセルモスープラ)2001年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズチャンピオン(#38 auセルモスープラ)2002年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズ3位、2勝(#1 auセルモスープラ)2003年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズ9位(#38 auセルモスープラ)2004年:全日本GT選手権・GT500クラスシリーズ5位、1勝(#38 auセルモスープラ)2005年:SUPER GT・GT500クラスシリーズチャンピオン、3勝(#38 ZENTセルモスープラ)2006年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ5位、1勝(#38 ZENTセルモSC)2007年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ7位、1勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2008年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ2位、1勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2009年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ10位、1勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2010年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ9位(#38 ZENT CERUMO SC430)2011年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ6位、1勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2012年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ2位、2勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2013年:SUPER GT・GT500クラスシリーズチャンピオン、1勝(#38 ZENT CERUMO SC430)2014年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ8位、1勝(#1 ZENT CERUMO SC430)2015年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ4位(#38 ZENT CERUMO RC F)2016年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ6位、1勝(#38 ZENT CERUMO RC F)2017年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ4位、1勝(#38 ZENT CERUMO LC500)2018年:SUPER GT・GT500クラスシリーズ4位(#38 ZENT CERUMO LC500)2019年:SUPER GT・GT500ク...
全文を読む