全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の公式予選が7月18日、富士スピードウェイで行われ、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)がポールポジションを獲得した。第6戦予選から約1時間半後に実施された第7戦予選は、路面コンディションの回復によって勢力図が大きく入れ替わる展開となり、野尻が今季初のポールを手にした。
2番手には牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手には太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、ダンディライアン勢がフロントロウに迫る速さを披露した。ドライへとコンディションが一変第6戦予選ではウエットコンディションに苦しめられた富士スピードウェイだったが、第7戦予選までの間にKYOJO CUPやポルシェ・カレラカップ・ジャパンの走行が行われ、レコードラインは大きく乾いた。ウエット宣言が継続されるなかでも全車がスリックタイヤを選択し、ドライ寄りのコンディションでタイムアタックを開始。第6戦とは異なる勢力図となり、多くのドライバーがタイムを大幅に更新していった。Q1ではA組でルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)が最終コーナーでスピンを喫し、コース上でストップしたため赤旗が提示される場面もあった。セッション再開後は各車が限られた時間でアタックをまとめ、Q2進出を争った。野尻が最後のアタックで逆転ポールQ2では各チームがピットアウトやタイヤの使い方を工夫しながらアタックを展開した。一時は牧野が1分23秒184でトップに立ち、このままポール獲得かと思われたが、最後のアタックで野尻が1分22秒815を記録。ライバルを一気に上回り、今季初、そして自身通算24回目となるポールポジションを手にした。ダンディライアン勢が好位置を確保2番手の牧野と3番手の太田はわずか0.002秒差という接戦を演じ、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが2、3番手を獲得。4番手にはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、5番手には坪井翔(VANTELIN TEAM TOM'S)、6番手には岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)が続いた。一方、第6戦でポールポジションを獲得したザック・オサリバン(TEAM IMPUL)はQ1で敗退するなど、短時間で路面状況が変化したことにより順位は大きく入れ替わる結果となった。スーパーフォーミュラ第7戦富士 予選結果1位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)1分22秒8152位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1分23秒1843位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1分23秒1864位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)1分23秒3075位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM'S)1分23秒3216位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)1分23秒4777位 山下健太(KCMG)1分23秒6118位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)1分23秒6359位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)1分23秒70910位 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)1分23秒84511位 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)1分23秒92412位 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)1分37秒15613位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)1分23秒69614位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM'S)1分24秒28715位 小出峻(ThreeBond Racing)1分23秒81716位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)1分24秒83317位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)1分23秒87018位 ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)1分24秒88219位 ジュリアーノ・アレジ(KCMG)1分24秒20720位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)1分24秒90721位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)1分32秒26322位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)1分29秒67723位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)1分34秒86324位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)1分48秒262野尻が復活を印象づけるポールポジションを獲得したことで、第7戦決勝はTEAM MUGENとDOCOMO TEAM DANDELION RACINGによる優勝争いを軸に、坪井や岩佐ら上位勢がどこまで迫れるかが大きな見どころとなりそうだ。