鈴木亜久里は、再びF1チームを所有することに興味を持っていることを認めた。鈴木亜久里は、ホンダの支援によってスーパーアグリを立ち上げ、2006年からF1に参戦した。しかし、2008年に4レースを戦ったあと、財政難によりF1から撤退した。だが、鈴木亜久里は、2010年から導入されるF1の予算キャップに興味を示している。
「体力的に可能であれば、F1に戻りたいのは確かだ」鈴木亜久里は、昨年5月のF1撤退記者会見で、F1界を「ピラニアクラブ」と称し「指を突っ込みたくはない」と語り、「誰かがF1に参加したいと言ったら、辞めた方がいいと忠告するだろうね」としていた。F1は、2010年から13チームに参戦枠を拡大しており、現在3つの枠が空いている状態。予算キャップを選択すれば、機材の輸送費など経済的な支援があり、すでに4つの団体が参戦に興味を示している。2010年のF1エントリーの締切は5月29日までとなっている。