イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、横浜ゴムとユニフォームスポンサー契約を結んだことを発表した。チェルシーと横浜ゴムとのパートナーシップは、2015/16シーズンからの5年契約となり、横浜ゴムのブランドが、ファーストチームからユースチームまでのユニフォームを飾る予定となっている。
報道によると、契約額は年間4000万ポンド(約74億円)で、これはプレミアリーグのユニホーム契約では、マンチェスター・ユナイテッドがシボレーと結んだ年間推定4700万ポンドに次ぐ、史上2番目の契約になるという。2005年からチェルシーのユニフォームスポンサーは韓国のサムスン電子が務めており、契約額は1800万ポンドと伝えられていた。今回の契約は本日、横浜ゴム株式会社の代表取締役会長である南雲忠信のもと合意に至り、チェルシー会長ブルース・バック、ジョゼ・モウリーニョ監督、ジョン・テリー主将とともに記念撮影が行われた。ブルース・バック (チェルシー会長)「この度、横浜ゴム株式会社をチェルシーの公式ユニフォームパートナーとして迎え入れる運びとなり、本当に喜ばしく感じております。今後、素晴らしい関係が築けることを楽しみにしています。チェルシー、そして横浜ゴム株式会社は完璧な関係を築いていけると感じています。ともにパフォーマンス、革新性において世界を見据え、確固とした成功への思いがあります。横浜ゴム株式会社が今後、チェルシーの国際的な活躍を支えてくれると確信しています。例えばアメリカにおいても、すでに横浜ゴム株式会社は何年もの実績があります。また横浜ゴム株式会社という日本の歴史ある企業とのコラボレーションにより、現地でのチェルシーの貢献にも期待しています。さらに横浜ゴム株式会社とともに、チェルシー財団を通じた現地コミュニティとの関係性強化も楽しみにしています。またサムスンには2005年から、大変お世話になりました。チェルシーはこの10年間のパートナーシップを通じ、国際的な成長を遂げることができました。今後、横浜ゴム株式会社とも、同様に素晴らしい関係が築けることを期待しています」 南雲忠信 (横浜ゴム株式会社代表取締役会長)「世界的な知名度を誇るチェルシーとのパートナーシップ提携は、横浜ゴム株式会社のより一層の国際的なショウケースとなり得ます。チェルシーとのパートナーシップは、自社のグランドデザイン100プランにおける第4段階とも結びつきの強い、国際的な契約となります。チェルシーおよび横浜ゴム株式会社を代表するユニフォームのお披露目が待ち遠しいです」 チェルシーは、2012年からザウバーのスポンサーを務めている。
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