2025年F1第18戦シンガポールGPの予選Q2では、レッドブルの角田裕毅が15番手で敗退。メルセデス勢が終始好調を維持する中、フェラーリのカルロス・サインツ、レーシングブルズのリアム・ローソンらもここで姿を消した。セッション序盤、メルセデスのキミ・アントネッリが1分29秒649をマークしてトップに立つと、直後にジョージ・ラッセルがさらに上回るタイムを記録。両者がQ2をリードした。フェルスタッペン(レッドブル)もそれに続き、上位はメルセデス2台を挟む形で形成された。
終盤はコースのグリップが向上し、各車がソフトタイヤで最終アタックに挑む。サインツは11番手止まりで突破ならず。ルクレールはウォール接触でフロントウイングを交換後にコースへ戻り、2セクター目で持ち直して6番手に浮上した。この結果、ヒュルケンベルグ(ハース)が脱落。角田裕毅は15番手のままピットに留まり、ラップを完了できなかった。アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は一時9番手に入るも、最終的に他車の改善により12番手に後退。ローソンは14番手でにQ2敗退となった。最終的なQ2脱落者は以下の通り:■ 11位 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)■ 12位 アレックス・アルボン(ウィリアムズ)■ 13位 カルロス・サインツ(フェラーリ)■ 14位 リアム・ローソン(レーシングブルズ)■ 15位 角田裕毅(レッドブル)セッション中、ガスリーのマシンがストップした影響で黄旗区間が発生しており、ボルトレト(5)、ヒュルケンベルグ(27)、角田裕毅(22)、ラッセル(63)ら複数台が最終アタック中に通過したとして、予選後にスチュワードの調査対象となっている。