F1シンガポールGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリの予選が9月21日(土)に行われた。F1での将来が話題となっているダニエル・リカルド(RB)は痛いQ1敗退。レッドブルへの貢献が急務のセルジオ・ペレスもQ2で敗退。また、今週末、競争力を発揮していたウィリアムズの2台もQ3に届かなかった。
11番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「今日の僕のマシンは11番手よりも間違いなく速かったので、もちろんがっかりしている。今週末はマシンのバランスに問題があり、改善しようと努力してきたが、それを解決するものは何も見つからなかった。問題がないときは速いのですが、残念ながら問題がある場合は苦戦する。それが予選で起こってしまった。また、ラップのかなり早い段階でタイヤのリアがオーバーヒートしてしまうので、予測が難しく、理想的ではない。今日は難しい状況だったが、明日もポイント獲得を目指して戦うつもりだ。どうなるか見てみよう」12番手:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)「自分のラップを振り返れば、Q3に進出できるタイムは簡単に見つかるので、少し悔しい。それでも、良い予選セッションだった。今日はもう少し良い結果を期待していたし、その可能性もあった。残念ながら、いくつかの小さなミスが原因で、進出のチャンスを逃してしまった。見直して改善すべき点はあるが、それでもまずまずの一日だった。マシンは良い状態にあるので、明日のレースに向けて最善の結果を得られるよう、引き続き作業を続ける必要がある。13番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「難しい予選になった。予選Q1はタイヤの発動も含めて、マシンをはじめとしたすべてのことがよい方向に進んでいた。路面の状態はよくなっていたが、予選Q2で突然うまくまとめることが難しくなった。コンマ1秒しかタイムを改善することができず、特にタイヤとブレーキに問題があったため苦戦した。ラップを通してグリップが足りずスピードもなかった。この週末は今のところタイヤをうまく使えていないので、原因を明らかにする必要がある。前戦のバクーではよいレースウイークを過ごすことができたが、残念ながら今週は予選Q2敗退となり苦戦している。昨日のフリー走行の感触から大きく後退してしまったように感じているので、改善策を見つけなければならない。このコースではオーバーテイクがとても難しいので、明日に向けて時間をかけて準備をしたいと思う」14番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「14番手は良くないように見えるかもしれないが、非常に僅差だった。Q3に進出できる可能性もあったほど僅差だった。マシンの調子は良いし、ニコは予選で素晴らしいペースを見せていた。だから明日は前進できると信じているし、良い一日にできるだろう。最初の数周は、もっと競争力があるように感じたが、他のドライバーの方が僕よりもペースが良かった。おそらく、マシンでできることはすべてやったと思う」15番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)「予選ではクルマの調子も良くて、今夜はさらに良くなった。フリープラクティス3からペース面で一歩前進し、特にQ1ではその傾向が顕著だった。Q2ではペースが少し落ちたようで、Q3に近づくためにそれ以上引き出すことはできなかった。最終的には、複雑な結果となった。少しは改善できたのは良かったが、まだ望むところにはほど遠い。Q1とQ2の間に何が起こったのかを理解するために分析を行い、明日のレースでは順位を上げていくことを目指す。」16番手:ダニエル・リカルド(RB)「今日は難しい一日となった。使用したソフトタイヤのどのセットでもうまくいかず、十分に戦うことができなかった。昨日のペースがよかったので、今日の予選に向けてマシンの変更をあまり行わなかった。予選の前に行われた3回目のフリー走行の時は、ミディアムタイヤの調子はよかったと思う。でもソフトタイヤでいいパフォーマンスが発揮できなかったので、予選の結果につなげることができなかった。予選Q2進出にはわずかコンマ1秒ほど足りなかった。昨日のフリー走行の感触がよかっただけに残念だ」17番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「シンガポールでは、これまでずっと難しい週末だった。バランスとグリップに苦しんできたが、うまく対処できなかった。 フィールドが非常に接近しているので、プッシュする自信のあるマシンが必要だ。 このあたりではオーバーテイクが難しいが、明日のレースで何ができるか見てみよう。そして、チャンスを期待している」18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「理解すべきことがたくさんある、残念な予選結果だ。グリップがまったく感じられず、トラクションも不足していた。マシンの調子は、今日午前中の時点よりもずっと悪くなっていた。改善できなかったし、本来ならもっと速く走れるはずのフリープラクティス3から予選にかけてのラップタイムもほぼ同じだった。今は混乱している。確かに頭を抱えているし、この遅れを解消するためにみんなで一緒に懸命に努力するつもりだ。ここでのレースはいつも体力的にきつい。明日はとにかくレースに参加し、何が起こるか様子を見ながら、最後まで全力を尽くすつもりだ」19番手:バルテリ・ボッタス(ザウバー)「結果が示すように、厳しい予選セッションだった。今週末はこれまで、可能な限りのパフォーマンスを引き出そうとしてきたが、最終的には十分ではなかった。このトラックは、特にシングルラップのペースにおいて、僕たちの弱点を露呈した。明日はもっと良い結果を残せることを期待しているが、いずれにしても、すべてを最適化し、可能な限り最善の結果を目指して頑張るつもりだ。短い休暇をはさんで、再編成し、今後の改善に集中するつもりだ」20番手:周冠宇(ザウバー)「厳しい予選になることは予想していたが、Q2まであと一歩というところを見ると、やはり厳しい戦いになることは明らかだった。全体的なパフォーマンスが不足しているため、今日は予選通過は現実的ではなかった。最も驚いたのは、昨日の経験と比較して、全力でプッシュできるバランスを見つけるのが非常に難しかったことだ。今はチーム一丸となって、改善できるところを改善することに集中している。レースでは何が起こるかわからないので、完全にレースに集中し、全力を尽くす。レースでは、先週のバクーのように、他の集団と混ざり合って、もう少し競争力を高め...
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