ミハエル・シューマッハは、今週のヘレステストを終えて、4チームがリードしていると考えているが、まだどこが最も良いポジションにいるかを推測はできないと語る。ミハエル・シューマッハは、木曜日と土曜日にドライブを担当。合計で207周を走行し、テスト全体で8番手タイムを記録した。チームメイトのニコ・ロズベルグは水曜日にトップタイムを記録したが、全体では12番手タイムだった。
シューマッハは、予想通りフェラーリ、マクラーレン、レッドブル、そしてメルセデスGPに競争力があると考えているが、テストタイムから判断することは難しいと認める。「チームの順位を理解するのは僕たち全員にとって非常に難しい」とシューマッハは語る。「主要チームだと思うのは4チームだけど、ザウバーのように非常に興味深いチームもある。クルマはかなり速い。ルノーもそうだね。どれくらい速さがあるかは疑問だ」「(ロングランで)他チームをみれば、タイヤの関係で特定のところで急に落ちている。良いチームは同じウィンドウで留まっている」「でも、燃料量やバラストなんかも大きな役割を果たすのではっきりと述べることはできない。僕たちでさえ多くの推測がある。でも、とても興味深いね」前日より多くドライで走行できたことで、シューマッハは土曜日にメルセデスが実施した作業に満足していると語る。「良い一日だった。序盤は少し天気が良くなかったけど、そのあとは十分に費やすことができた」「僕たちは望んでいたプログラムを完了することができたし、クルマをかなりのステップで理解できたので、良い一日だったよ」関連:F1ヘレス合同テスト最終日:ルイス・ハミルトンがトップタイム