ミハエル・シューマッハが、人工的な昏睡状態から徐々に覚醒に向かっていることをマネージャーが正式に発表した。シューマッハ家を代表して発表された声明によると、ミハエル・シューマッハの鎮静剤は、覚醒を開始していけるように減らされていくという。しかし、覚醒には長くかかるかもしれないとしている。
「覚醒プロセスを開始するため、ミハエルの麻酔は減らされています。家族を守るため、当初はこのプロセスが強化されてから初めてこの情報を伝えるよう関係者によって同意されていました」ミハエル・シューマッハは、昨年12月にスキー事故に遭い、岩に頭を強打。フランスのグルノーブル大学病院で人工的な昏睡状態を保たれている。また声明では「ミハエル・シューマッハの家族はプライバシーと医学的な秘密を尊重し、ミハエルを治療している医師の邪魔をしないことを改めてお願いしたいです」と付け加えた。「同時に、家族は世界中から寄せられた同情に心から感謝しています」