メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、2011年からブリヂストンからピレリにタイヤが変更になることで、ミハエル・シューマッハが2011年に競争力をつけると判断するのは時期尚早だと述べた。ロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハが2010年のF1復帰を「期待の持てる」カタチで締めくくったと考えている。
ミハエル・シューマッハは、今週42歳の誕生日を迎えたが、ロス・ブラウンは「プレゼントを考える必要がなかった。彼の欲しいものをすでにわかているからね。それは競争力のあるマシンだ」と述べた。「今シーズン、彼がもっとよいシーズンを過ごすと確信している」昨年のブリヂストンタイヤは、ミハエル・シューマッハに合っていなかったため、2011年のピレリへの変更は有利に働くとの見方もあるが、ロス・ブラウンは「そのように言うには、まだ時期尚早だ」とコメント「アブダビのテストでは、ブリヂストンと比較してパフォーマンスに大きな差はなかった」「だが、サプライヤーが変わるのでマシンも変更しなくてはならない。冬季テスト中にも多くの変更があるかもしれない」フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、2010年のメルセデスGPにはミハエル・シューマッハの「双子」が乗っていたとして、復帰したシューマッハのパフォーマンスをからかった。「ミハエルは双子のパフォーマンスに不満だったに違いない」とルカ・ディ・モンテゼーモロは Sport Bild にコメント。「フェラーリに3台目のマシンがあれば、双子ではなく以前のミハエル・シューマッハに乗ってもらいたいね」