ザウバーは、2015年シーズンのリザーブドライバーにラファエレ・マルチェロを起用することを発表した。フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであるラファエレ・マルチェロは、2013年のヨーロピアンF3でタイトルを獲得し、今年、レーシング・エンジニアリングとともにGP2に参戦。ベルギーで優勝を飾り、その他に2回表彰台を獲得。8位でシーズンを終えている。
ラファエレ・マルチェロは、ザウバーのリザーブドライバーとしてマーカス・エリクソンとフェリペ・ナスルをサポートする傍ら、引き続きGP2に参戦する予定だ。ラファエレ・マルチェロのリザーブドライバー起用により、今年、同職を務めていたギード・ファン・デル・ガルデはチームを去ることになる。「ザウバーF1チームの一員になれて本当に嬉しい。素晴らしいドライバーを育成した長い歴史があるチームだからね」とラファエレ・マルチェロはコメント。「将来のキャリアに向けて最高の選択だと心から思う。また、F1での新たな役割とともにGP2シリーズにもう1シーズン参戦できることにも満足している。非常に忙しい2015年シーズンになるだろうね」「この重要な機会を与えてくれたフェラーリドライバーアカデミーに感謝したい。ベストを尽くすのが待ちきれない」ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、ラファエレ・マルチェロが2015年シーズン中にフリー走行に何度か出走する予定であることを明らかにしている。「ラファエレ・マルチェロが2015年シーズンのテスト兼リザーブドライバーを務めることを発表でき、嬉しく思う」とモニーシャ・カルテンボーンは述べた。「彼はジュニアフォーミュラで素晴らしい才能を発揮し、ヨーロピアンF3選手権で13勝を挙げてタイトルを獲得したことは特に印象的だった」「F1に慣れる機会をラファエレに与え、それには金曜日のフリー走行セッションへの参加も含まれている。彼のF1への道のりの一部になれることは我々のチームにとって素晴らしいことだ」