ザウバーは、ロシアのチーム救済契約が破綻したとの報道を否定した。ドイツ紙は、ザウバーへの投資をNational Institute of Aviation Technologiesの理事会が否決したと報道。また DPA は、National Institute of Aviation Technologiesのオレグ・シロトキン社長が、F1チームを助成することは不可能だと発言したと伝えている。
オレグ・シロトキンの息子セルゲイは、2014年にザウバーでF1デビューするとされている。しかし、ザウバーは声明を発表。National Institute of Aviation Technologiesの契約は初めから金銭的な貢献を目的としたものではなく、技術的提携だと説明した。「一部メディアが、噂や誤報を世界に流してしまうことに驚いている」とザウバーは述べた。ザウバーは、17歳のセルゲイ・シロトキンとの2014年に向けた契約は順調に進んでいるとし、セルゲイ・シロトキンのシート確保に向けた準備は、8月の夏休み期間が終わり次第、メディア向けて発表すると述べた。また、フェラーリやピレリなどのサプライヤーへの支払いが遅れ、まだ1ルーブルもロシアからザウバーに資金が流れてきていないとの噂については「契約上で保証された最初の支払いはすでになされている」と述べた。
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