ザウバーは、ロシアの3企業との新たにスポンサー契約を結んだことを発表した。財政難が報じられていたザウバーだが、2014年もF1を続けるための十分な支援を確保できると主張し続けてきた。 発表されたスポンサー企業は『Investment Cooperation International Fund』『The State Fund of Development of North-West Russian Federation(北西ロシア連邦国家開発基金)』『National Institute of Aviation Technologies(ロシア国立航空技術研究所)』の3社。
「我々は、ロシアにおけるスポーツとしてのF1の促進、そしてハイテクソリューションの共同開発において、インベストメント・コーポレーション・インターナショナル・ファンド、北西ロシア連邦国家開発基金、ロシア国立航空技術研究所とザウバー・モータースポーツAGとのパートナーシップを発表します」とザウバーは声明で述べた。「ロシアにおける主要な科学研究組織のひとつであるロシア国立航空技術研究所とともに、ザウバーF1チームはロシア最先端の科学者及びエンジニアの先進ノウハウの恩恵を受けます。このパートナーシップの目的は、新しい視点と共同開発した技術の販売によって収入源を拡大することにあります」「パートナーシップには、2014年ソチにおけるロシア初のF1グランプリの宣伝活動、若い世代の才能あるロシア人のモータースポーツへの起用も含まれます。特に、ロシア人ドライバー、セルゲイ・シロトキンがチームの2014年レーシングドライバーとして準備するための開発プログラムが用意されます」「この広範囲の提携は、モータースポーツの頂点におけるロシアのイノベーションを示すものになるでしょう。同時に、ザウバーF1チームは長期的にその競争力を高める着実な基礎を得ることになります」