ザウバーは、F1インドGPの予選で、セルジオ・ペレスが17番手、小林可夢偉が18番手だった。小林可夢偉 (18番手)「クルマのペースはQ2に確実に進出できるものがあって、僕もそう思っていたし、レースでのパフォーマンスは問題ないはずです。でも予選ではタイヤを温めるのにすごく時間がかかっただけでなく、さらに最後には不運もありました」
「最後のフライングラップに入った時、フェリペ(マッサ)が僕の目の前にピットレーンから出てきました。セッションは、彼がもう1周走る時間がなかったにも関わらず、スペースを譲ってくれなかった。今日は残念ですけれども、気持ちを引き締めて、レースには前向きに取り組みたいと思います。少なくとも僕にはフレッシュタイヤが残っていますし、このサーキットではオーバーテイクのチャンスがありますから」セルジオ・ペレス (17番手)「僕たちにとっては非常に悪い予選だったのは明らかだ。午前中のフリー走行3回目でのパフォーマンスのあと、予選でもっとうまくやれると期待していた。鍵となっている問題は、タイヤを働かせるためにスイッチを入れられないことだ。それをわかっていたし、昨日グリッドペナルティを課せられたこともあり、レースのために新品タイヤを温存した方が良いので、Q2では再び中古タイヤしか使わないことに決めた」ジャンパウロ・ダラーラ:ヘッド・オブ・トラックエンジニアリング「ここ最近パフォーマンスの面で難しい状況に陥っていた。前回のレースの後からファクトリーとサーキットのチーム全員が一丸となって、原因を究明して解決に取り組んできた。取り組み方を見直してみたが、いまのところ大きな改善を生み出してはいない。とにかく今日についてはうれしいものではない。ただ、レースは明日だ。モチベーションを保ちできるかぎりの挽回を図る」関連:F1インドGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
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