ザウバーは、F1ベルギーGPの予選で、セルジオ・ペレスが9番手、小林可夢偉が12番手だった。小林可夢偉 (12番手)「わずかな差でQ3進出を逃したのは残念ですが、全体的にチームとして今日はいい予選のパフォーマンスでした。乾いていくコースをインターミディエイトタイヤで走っていた第2セッション終盤、コースに出るタイミングで僕はほかのドライバーよりも少し早くチェッカーを受けました」
「路面がどんどんと乾いていったので僕のタイムはQ3に進むには充分ではなかったですが、でも小さなリヤウイングを使ったドライセットアップで走っていたことを考えれば、今日はうまくいったと思います。明日の天気予報はドライコンディションになると言っていますが、スパでは確実なことなどないので、予報が当たることを祈っています」セルジオ・ペレス (9番手)「満足している。とても難しかったけど、チームにとっては良い予選だった。明日ポイントを獲得するために良いポジションを獲得できた。Q3で今日初めてドライタイヤを履いたとき、もちろんソフトコンパウンドを使ったけど、トラックは素早く乾いてして1周ごとにコンディションが改善していた。特にQ1とQ2は明日を考えてマシンがドライコンディション用のセットアップだったので簡単ではなかった。今日はすべてがうまくいったので嬉しく思っている。3度目のQ3だし、これまでのF1でのベストグリッドポジションから何ができるか楽しみにしている」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「今日も天候が読めない1日だった。午前中はかなりトリッキーで、ウエットコンディションに少々手こずっていたが、予選前にクルマに少し手を加えた。予選のコンディションは少しよくなり、路面が改善するにつれてクルマの力を引き出せるようになってきた。セルジオはいい戦略を決めてQ3に入った。とにかく早く彼をコースインさせるというアプローチだった。一方可夢偉に対しては正反対のアプローチをとってガレージで少し長く待機させたが、それでもQ3進出が非常に近かった。とにかく今日の予選は、ベストコンディションで誰が最後に走るかがすべてだった。予選に対してはクルマのセットアップは少しばかりギャンブルしていたので、結果に不満はない。なにより明日のレースが大切だし、我々もそのことしか考えていない」関連:F1ベルギーGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
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