ザウバーは、F1中国GPの予選で、セルジオ・ペレスが12番手、小林可夢偉が13番手だった。小林可夢偉 (13番手)「今年初めてQ3に進むことができずに残念です。Q1は渋滞にひっかかりかなりタイトで、Q2に進むことができた最後のクルマでした。Q2では最初に履いたソフトタイヤに問題がありました。とにかく充分なグリップがなく、この原因は突き止めなければいけないですね」
「2回目のアタックではそのセットのタイヤをうまく使い切ることが出来ませんでした。赤旗の後、ピットレーンの出口に並んでコースインを待っている間にタイヤの温度が下がってしまったし、そのうえトラフィックで速いラップタイムを出すチャンスがありませんでした。しかし、全体的なパフォーマンスはいいですからポイントには手が届くと信じています」セルジオ・ペレス (12番手)「全体的にマシンに変更を施して、今ではハンドリングはずっと快適に感じている。それが金曜日から今日まで、またマレーシアと比較してもここ上海で改善できた理由だ。Q1は順調だったし、Q2では赤旗のあとにチームが僕をシークエンスのトップで出してくれるために素晴らしい仕事をしてくれた。でも、そのあと待たなければならなくて、タイヤの温度が下がってしまった。最後の走行のために僕たちが行った変更が成果をあげられたと思うので残念だ」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「フリー走行3回目のセッションはスムーズだった。昨晩施したセットアップの変更でクルマもよくなりドライバーも感触を得ていた。しかし予選はいろいろあった。Q1は順調だったがとてもタイトだった。セルジオはハードタイヤで1回、ソフトタイヤで1回の計2回走ったがラップタイム的には問題はなかった。一方、可夢偉は1回のアタックのみで、結果的にコンマ2秒の間に10番手から17番手までが入る状況となりQ2に進出できるか少しぎりぎりになってしまったが、ラップ的に問題があったわけではない。ペース的にもクルマ的にもQ3に進出できるだろうと思っていた。しかしQ2でビタリー・ペトロフが止まったことで、展開が変わってしまった。とりわけ最初のラップがうまくいかず、結局赤旗のあともう一度アタックすることになってしまった。ただ、渋滞のなかアタックしなければならなかったし、タイヤをウオームアップさせるには難しいコンディションと非常に厳しいものだった。ただ明日のは我々のスタート位置からでもポイントを獲得できると思っているし、スターティンググリッドもごちゃまぜなので非常に面白いレースになるのは間違いないだろう」関連:F1中国GP 予選:セバスチャン・ベッテルが3戦連続ポールポジション!
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