ザウバーは、F1中国GP初日のフリー走行で、小林可夢偉が11番手、セルジオ・ペレスが17番手だった。小林可夢偉 (11番手)「全体的に今日のペースはまずまずでしたが、もっと良くできると思います。さらにいいセットアップをしてバランスを調整するには少し時間が必要ですね。とにかく今日はグリップレベルがすごく低かった。特に朝の走りはじめはひどかったですね。路面がすごくほこりっぽかったし、一部が新しく舗装されていたりしてトリッキーでした。最後にソフトタイヤでロングランをしましたが、ソフトタイヤは問題なかったです」
セルジオ・ペレス (17番手)「今夜分析するための多くのデータを集められたと思う。特にロングランはね。一発をまとめなければならない予選は特に改善できると思う。エアコンで風邪を引いてしまったので、僕自身も改善できることを願っている。マレーシアのレース以降、体調は良くなかったけど、だんだん良くなってきている」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「午前中のフリー走行1回目は、ドライバーそれぞれが異なったアイテムをテストするプログラムで走りはじめた。いくつかの空力のテストを行ない有効なデータを集めることができた。ただ、パフォーマンスの面から言うと、午前中は路面のグリップレベルが低く、あまり使えるセッションではなかったので、それぞれ1セットのタイヤしか使わなかった。午後のセッションでは、新品タイヤを4セット使って、レース仕様のクルマのセットアップを進めた。セクター1でのバランスを改善するために少し力をいれなければならない。セッション中でも少しは改善できたが、我々にみえる範囲ではここがウイークポイントだろう。ソフトタイヤのタイムに関して、可夢偉は最後のセクターで少しミスをしたのでラップタイムはもう少し良かったはずだし、セルジオもラップをうまくまとめることができていなかった。クルマになんの問題はないが、ここのバランスは過去の2レースとは変わっていて、まるで動いているターゲットを追いかけているようだ」関連:・F1中国GP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム・F1中国GP フリー走行1回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
全文を読む