今年レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで佐藤琢磨のチームメイトを務めるグラハム・レイホールは、佐藤琢磨の加入がチームにポジティブな影響をもたらしていると語る。今週、フェニックスのISMレースウェイでインディカー・シリーズのオープンテストが開催され、今年からレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍した佐藤琢磨はプラクティス1、3、4でトップタイムをマーク。最終セッションで彼の記録した19秒3790は今回のテストでの最速ラップとなった。
チームメイトのグラハム・レイホールもプラクティス2で最速タイムを記録し、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは4セッション全てでタイムシートのトップに立った。グラハム・レイホールは佐藤琢磨のパフォーマンス、特に全体のプログラムの改善は励みになっていると語る。「すでに助けになっていると思う」とグラハム・レイホールはコメント。「僕たちのコメントはお互いにとても似ている。それは良いことだ。彼は過去数年間僕のエンジニアを務めていたエディ・ジョーンズと組んでいる。エディは素晴らしい男だし、優れたエンジニアだ。彼は僕にしてくれたのように琢磨をかなり助けてくれると思う」グラハム・レイホールは、2012年に佐藤琢磨がレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングを離れた後もチームとは親しいままだったとし、その緊密な関係が役立っていると語る。「僕の父と琢磨はずっと親密な関係を築いていた。彼が離れていたとき、去年アンドレッティ・オートスポーツに行く前も、彼は父のところに戻る契約をまとめようとしていた。彼らはとても親しいんだ。彼のマネジメントをしているスティーブ・フューセクも僕たちの素晴らしい友人だ。僕たちにとって適切なことだった」また、グラハム・レイホールは、佐藤琢磨のポジティブなスピリットがチームに完璧にフィットしていると語り、チーム内にはすでに強力な作業関係が築かれていると語る。「琢磨は本当にハッピーなスピリットの持ち主だし、いつも笑顔を浮かべている。彼は本当に周りには部隊を集めることができる男だ。それはチームにフィットするために重要なことだ」「僕たちは全員が本当にリラックスしているし、ここで楽しんでいる。それが僕たちが成功している理由だと思う。2台目に座るのが誰であってもそのカタチにフィットする必要がある。僕たちはうまくいっているのは幸運なことだと思う」