佐藤琢磨は、インディカー公式テスト2日目のプラクティス4でクラッシュ。セッションを終えることになった。プラクティス3では、アンドレッティのアレキサンサー・ロッソが開始直後にターン2でスピンしてクラッシュ。アンドレッティ勢はレージで多くの時間を費やすことになり、佐藤琢磨は39周の走行で15番手だった。
そして、ナイトセッションとなったプラクティス4。開始から2時間に差し掛かろうとした時点、58周を走行して5番手だった佐藤琢磨のNo.26はアレキサンダー・ロッシとほぼ同じ場所でスピン。リアエンドのコントロールを失って、右リアからウォールに激しくクラッシュ。セッションはフルコースイエローとなった。しばらくマシンから出てこなかった佐藤琢磨だったが、なんとかマシンを降り、スタッフに腕を支えられて歩いてメディカルカーに乗っている。メディカルセンターでチェックを受けた佐藤琢磨に幸い怪我はなく、すでにリリースされている。佐藤琢磨は「予選トリムで走っていました。2周目にリアを失ったように思います。調査する必要がありますが、ダウンフォースが軽すぎたように思います」と述べた。