佐藤琢磨は、ヒューストンのレースでクラッシュして負傷したダリオ・フランキッティと面会し、ヘルメット交換を約束したことを明かした。ヒューストンの決勝レース。横滑りしそうになった佐藤琢磨に、後方に迫っていたダリオ・フランキッティが接触し、佐藤琢磨のマシンを踏み台にするようにして空中に舞い上がってキャッチフェンスに激突し、路面に落下。さらに皇族のEJ.ヴィソも衝突するという大クラッシュが起こった。
佐藤琢磨とE.J.ヴィソに怪我はなかったが、ダリオ・フランキッティは地元の病院に運ばれ、骨折した右足首の手術を受けた。手術は成功。フランキッティは脳しんとうと背骨の骨折も負っていたが、こちらは手術の必要がないと判断された。アクシデントの際にパーツの一部がキャッチフェンスを乗り越え、13人の観客が負傷した。うち2人は病院に搬送されましたが、命に別状はないとのこと。その他の負傷者はサーキットのメディカルセンターで処置を受けた後、帰宅した。「ファンのみんなが重傷ではないと聞いて嬉しく思っています」と佐藤琢磨は自身のTwitterに投稿。また、佐藤琢磨は入院しているダリオ・フランティッキを見舞ったことを明かした。「昨晩、@dariofranchittiが笑っているのを見て本当に安心したよ」「ダリオ、僕は君からのヘルメット交換の申し出を受け入れるよ。僕たちは君が早くトラックに戻ってくれるのを待っているよ!!」関連:フランキッティ、佐藤琢磨との大クラッシュで骨折。観客にも負傷者