佐藤琢磨は、インディカー第13戦 ソノマの予選を24番手で終えた。ワインの産地として名高いソノマの丘陵地帯にあるサーキットは、激しいアップダウンとバラエティに富む多くのコーナーを有することで知られているが、より多くのオーバーテイクが実現するようにと、今年から新しいレイアウトに変更された。
佐藤琢磨は、予選第1セグメントの第2グループに出走。ストリートコースでは速さを発揮し続けている今シーズンの佐藤琢磨だが、常設サーキット用タイヤではセッティングをまとめ上げることに苦しんでおり、今週末のソノマでもその状況から抜け出すことができていない。予選前に行われた2回のプラクティス総合で23番手のタイムを出すにとどまった佐藤琢磨は、予選でも14台が走った第2グループで12番手となる1分19秒2821がベストで、予選順位は24番手なった。佐藤琢磨 (24番手)「またしても厳しい一日となりました。マシンのバランス、そしてスピードを向上させるのに苦労しています。金曜日のプラクティスからとても多くのセッティングをトライし、走行2日目の土曜日に向けてはセッティングに対する考え方を大きく変えることまで行い、問題の解決策を模索してきています。2回のプラクティスと予選を走り、私たちのチームは進歩を遂げ、トップグループとの差を縮めることには成功しています。しかし、その進歩はまだ十分ではありません。2回のプラクティスと予選で大きく異なるセッティングを試しましたから、集めたデータをすべてチェックし直し、最善のセッティングを見いださねばなりません。明日の決勝レースに向け、より乗りやすく、スピードも速いセッティングをウオームアップセッション中に見つけられることを期待しています」
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